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2017年10月13日 (金)

樹木の根本から生える「ひこばえ」の処理の仕方

春から夏にかけて、しゅるしゅると地面から生えてきた「ひこばえ」は、どのように管理していますか?

まず、「ひこばえ」とは。
◆木の根元や地中から生えてくる多数の若い枝を指します。

ヒコバエはそのままにしておくと、養分・水分ともにこの若い枝にとられて、主幹の樹勢が弱まり、ヒコバエが生長すると、主幹が枯れます。

下の写真は、コバノズイナ:ヘンリーズガーネットですが、根元から数本、ヒコバエが生えています。生やしたままにすると、真ん中の主幹が枯れます。

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そこで、上の写真の矢印で示したヒコバエをどうするかです。

そのままにしておくと、主幹が枯れてしまいます。
主幹を残す場合は、ヒコバエは根元から剪定します。

主幹が古くなり、木を若返らせる場合は、ヒコバエの中で、残すものを決め、ある程度生長させてから、主幹を剪定します。

あまりヒコバエが小さいうちに、主幹を切ってしまいますとアンバランスになったり、ヒコバエが思ったより生長しないこともありますので、ヒコバエを生長させてから、です。

でも、ある程度の生長の目安が分からないですよね...
樹種や皆様のお庭の土、日当たり、環境によります。

ヒコバエがぴょこぴょこ出てくる木は、剪定時期を失敗して、一旦株が小さくなっても、いずれ大きくなることが予想されます。
経験を積むことも庭木と長く付き合い楽しむ、生活の彩かと思います。

そして、「主幹をこれ以上、大きくしたくない」「株を若返らせたい」時は、ヒコバエを生長させましょう。

ただ、主幹に関係なく、ヒコバエを残さなければいけない樹種もあります。
新しい枝にしか、実が生らない、花が咲かないものもあります。

例えば、ラズベリーやブラックベリーは、果実を収穫した枝は、生育が悪くなり、数年で枯れてしまうので、古い枝は冬に剪定し、夏に発生した若い枝やひこばえに更新します。
みなさまのお庭の木の樹木の特性に合わせて、ヒコバエの処理をしてくださいね!

そして、上の写真に挙げた、コバノズイナ:ヘンリーズガーネットはこれから綺麗な紅葉を迎えます。花も楚々として、美しい木です!

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ヒコバエをうまく利用し、樹形を整えて楽しんでくださいね!

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