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2016年5月20日 (金)

新芽のあと、花のあと、葉が茶色くなってしまったのはなぜか

樹木屋では毎月、その月に必要な樹木のお世話方法を、会員様向けにメルマガでお送りしています。
その中で、毎月「しつこい!」と会員様に思われているかもしれませんが、大事な大事な季節ごとの水遣り方法を掲載しています。

なぜなら、新芽が出た後、春の花が咲いた後に「葉が茶色く枯れてきた」というご相談を多く寄せられるからです。

特に、前年の秋以降にはじめて木を植えた方から多くご連絡頂きます。

ご相談頂いたお客様にお伺いしているのは、植えてからの水遣り頻度と一度に与える水の量です。これまでお伺いしてきて、共通してお答えいただくのが下記です。

秋、休眠期に樹木を移植(これは良いことです!)した後、
地面に植えた方は、水は天候に任せるもの、と思っていたため、
「木を植えてから水やりをしていない」

もしくは

秋から冬は気温が低いため、
「表土が濡れる程度にしか水やりをしていいない」


というお答えです。

そこで、移植された樹木の状態をご説明します。
①樹木が新しい土地に根付くまでに、1年から1年半掛かります。

②根が張っていない樹木は、自らの力で土中の水分を充分な量、摂取するのが難しいです。

③根付くまでは人間の手助けが必要です。


このことから、根付くまでの樹木は天候任せでは枯れてしまうことがある、と、お考えください!!

秋から冬は休眠期で状態に変化は見られません。
移植前までに蓄えた養分もあります。
その養分を使って、春、新芽をつけ、花を咲かせます。
(お届けのタイミングに寄っては最初の年は花を咲かせないこともあります)

しかし、気温も上がり乾燥し、そのうえ、蓄えていた養分をめいいっぱい使って新芽を花をつける・・・根付いていなくて水分が摂取しにくいのに体力を使う・・・なのに、水を与えてもらえない・・・これでは木は弱ってしまいます。

人間が、美しい新芽や花をつけてくれた樹木に応えて充分な量の水を与えてあげなくてはいけません。

ただし、いつも土が濡れているのはいけません。
表土の乾燥を見て、与えるときはたっぷりと与えます。
そして、表面を濡らす程度では、足りません。
人間がこれくらいでいいだろうと思う量と樹木が欲する量は違います。

樹木が水を欲する時に水が足りないと、しばらくして葉が茶色く変化して葉が枯れます。
幹にも進行してきます。
気温が上がってきたときは要注意なのです。
数日水が足りなかったことが、のちのち葉に変化をもたらします。

大変長々と書きましたが、特に、春からの水遣りはとても重要であると知ってください。

ちなみに、春から夏に植えた方からの、枯れてしまいそう、というご相談が少ないのは、やはり、暑い時期はしっかり水やりが必要、と皆様自然と考えて頂けるからだと思います。
春から夏に掛けて植えた方は、台風などの強風にお気を付けください。


せっかく植えた樹木が枯れてしまうことは、お客様はもちろんですが、私共も残念で仕方がありません。
樹木屋にご注文頂きましたお客様には樹木の育て方のご説明書をお送りしています。
その中でも、また、ほかのメールやお電話の際にも申し上げておりますが、根付くまではとても樹木は弱い状態ですので、気にかかることがあれば、お早めにご相談ください。

状態が進行してしまう前に、対処方法を私共にご質問ください。

そして、木が枯れそう、枯れてしまったみたい、とお世話をするのを止めないでください。
できる対処をして、お世話を続ければ、持ちこたえることもあります。
繰り返しとなりますが、お届けの樹木の状態で気にかかることがございましたら、どんなことでも構いませんので、お早めにご相談ください!!

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定休日:土日・祝日  営業時間:10時~16時  ※スタッフは常駐ではありません。 営業時間中でもお電話で出られないこともございます。 ご迷惑をお掛け致しますが、予めご了承くださいませ。

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