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2009年10月25日 (日)

“ツリークライミング”って知ってますか?

Dsc09058_small  “ツリークライミング”っていう言葉、聞いたことありますか?tree climbing - その言葉の通り訳すと、「木登り」。でも、その奥深さに感動したので、休日の今日、そのことについてお話したいと思います。

 “ツリークライミング”っていう言葉を知らない方も、ジョン・ギャスライト(John Gathright)さんの名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?彼は、ここ愛知県ではかなり有名人ですが、NHK教育TV『モリゾーキッコロ 森へいこうよ!』にも出演しているし、東京など各地で講演も行っているから、全国でも有名なのではと思います。その内容が特に森や木々に関わる講演なので、特にこのサイトに訪れる方々には馴染みが深いかもしれません。愛知県で有名なのは、彼が南山大学、名古屋大学博士課程を経たり、愛知万博に関わったり、今でも愛知県郊外にツリーハウスを自身で作って住んでいらっしゃるからです。

 先日、彼の講演会に家族全員で行く機会に恵まれました。「木登り」という言葉の意味を遥かに超えた世界、Tree Climbingという言葉に出会うことができました。彼は日本中のみならず世界中の人々に、Tree Climbingを通した、人生観を教えていると思います。NPO法人「ツリークライミングジャパン」を創設し、ロープやサドル、ヘルメットなどの道具を使って、正しく、安全に、年代・性別・障害のあるなしに関わらず、全ての人を、ものすごく高い木の上まで登れるまで、教えてくれます。この講演の後、私は彼の書籍「ツリークライミング~樹上の世界へようこそ~」を読みました。我が娘たちは、この書籍の中の、「夫婦で楽しむ樹上散歩」という写真、老夫婦がものすごく高い木の上でロープにつかまって笑っている写真がお気に入りです。また、私は木登りは木を傷めない、逆に、木を掃除しているというアイディアに感動しました。まず、当然、元気な木にしか登らないのですが、木の股にロープをかける、摩擦しないようにホースのような道具を使って木の腐りやすいところを掃除する、などして、樹木をきれいにしているそうです。だから、磨いているのと同じ、正しく木登りされている木は、つやがあって、すぐ分かるそうです。詳しく知りたい方は、是非、こちらのウェブページをご覧ください!

 最初に掲載した写真は、娘が講演会で、ジョンさんに舞台に上がらせてもらった写真です。「森の中にあるリスが大好きなもの、な~んだ」という質問に、最初娘が「栗!」と答えて、ぶぶーっ!再チャレンジのチャンスをもらい「松ぼっくり!」と言ったら、舞台に上げてもらえました。娘の顔より長いこの松ぼっくり。森のセコイア(多分そう言ったと思うのですが・・・)はあんなに巨木なのに、あまり根が張らない。なので、この大きなまつぼっくりの中に入れた種々をリスなんかに運んでもらって、足元に落とし、自分の根の周りを他の植物の根で守ってもらっている。森はお互いに助け合いながら生きているという話。ものすごく感動でした。大きな木の下にある植物は、大きな木に助けられていると思っていた自分の単純な発想。でもそうではなく、大きなものも小さなものに助けられることがあるし、全てお互い様ということなんですよね。自分の考え方も改めようと思いました。この大きな松ぼっくりをリスさんたちが食べると、ものすご~く細くなってしまって、その細い松ぼっくりも見せてもらったのですが、その姿形にも、娘たちはびっくりしてました。

 最後に、ジョンさんの言葉
"Special Thanks to all the wonderful people world wide who helped Tree Climbing Japan to grow." (ぼくたちツリークライミングジャパンを励まし、支援してくれた世界中の人々にお礼申し上げます)
 ジョンさんの人柄が分かる素敵な言葉だと思いました。

 ジョンさんのお陰で、木や森のことを理解する人々がもっともっと増えていくんだろうな、そうなっていくといいなと思いました。

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